第七議会

画面をみっちり文字で埋める系オタクの感情のたまり場

NAVIGATORのソロティーザーにタマゲーター

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いやタマゲーターどころじゃないよ。


SixTONESのセカンドシングルNAVIGATORの個人ティーザーが公開された。深夜帯の解禁にもかかわらずTLは死屍累々の阿鼻叫喚、もちろんわたしも例外ではない。予想を軽々上回るクオリティのものを見せられてマジで吐きそうになった。脳の処理が追いつかずあまりの速度で狂っていると友人から「SixTONESって戦闘能力ツヨツヨの宝石の国みたい」とまさに言い得て妙なたとえを言われてさらに撃沈、ここにひとりの灰燼人間が誕生である。もはや人間を名乗れるとも思えない。個人ティーザーに脳みそをじかに殴られてただの頭おかしいオタクになってしまった(元から頭おかしいオタクでは?)。もはやただの灰燼だ。風吹けば名無し。

そもそも発表の仕方よ。レギュラー番組のオールナイトニッポンで発表するのはわかるけど何故「今日の放課後何時にどこどこ集合な!」的なノリとテンションで発表する? 電柱と塩むすびのくだりの中でさらっとなんでもないことのように発表する?ナビゲーターをナラベーターパズルとかいういかにもジャニーズなトンチキ商法(褒めてます)を先週繰り出したばかりではないか。それだったら普通油断するだろ。なんかゆるゆるふわっとしたものがちょこちょこ来んのかなと思うだろ。思うんだよ。わたしはそうだったんだよ。

ねえなんで油断させといて一撃で首搔き切るような真似すんの?(キレ)

マジで顔の良さと体のしなやかさとかもしだす雰囲気と確立された世界観で容赦なくバチボコ殴ってくるのをやめてほしい(絶対にやめないで)。深夜に投下しないで!!叫べないから!!!!!(昼間でも叫ぶな)ってか何あれ。(n回目)マジで最近デビューしたばかりの新人なの? 嘘でしょ? 音楽性も高ければ映像美も最高級、各々の個性がほとばしるほどに溢れ出ていてあれはもしかしなくても見るタイプの麻薬ですね?とりあえず監督された方、構想を練られた方は速やかに挙手をし口座番号を告げてください。直接振り込みます。

まだぜんぜん飲み込みきれてないからテンションがおかしい。一夜たったのに飲み込みきれないものを出してくるSixTONESもおかしい。ってかマジで個人ティーザー解禁されてからもう10時間以上経つの?早くない?

個人ティーザーを見て思ったのは(TLでもいろんな人が言ってたけど)明らかにSixTONES6人がヒールだったこと。特に田中樹・森本慎太郎がやばかった。あの顔で笑うのは反則だろ…特に田中樹だよなんなんですかあそこは???今回ラップパート多めということでもしやあの笑いながらバチクソ煽るシーンはあなたのラップシーンなのかな???何それ耳も目も同時に殴打されるやつじゃん。オタクをいじめないで。ってかずっと思ってたけどすとんずくんたちはオタク虐殺計画の実行者なんか????オタクの人生狂わせて簡単に弄ぶのそんなに楽しいか?????良かったな。わたしもあなたがたの掌の上で転がされるの最高に楽しいよ(たすけてほしい)

話を戻そう。

明らかに彼らは悪役だった。正義の側にはいなかった。非正義を背負って立つ人たちだった。個人的には革命家とか反逆者的なイメージを持ったかな。旧世界に反旗を翻して自分たちのための自分たちだけの帝国を築き上げる、的なやつ。革命家で反逆者だけれど絶対的な支配者。オーラダダ漏れ。お前らが優勝。誰よりも陽キャ(一部を除く)でひかりを背負って立つのが似合う、スポットライトを浴びてステージ上に君臨する画が本当に似合う彼らに闇を背負わせたの本当にヤバい。相反するふたつのものが絶妙なバランスでかみ合って一層彼らを引き立てている。完璧な化学反応じゃん。理科の問題集の化合の欄、酸素と銀の組み合わせとともに書き入れるべきだよ、「SixTONESと闇」って。天才が天才を引き立てとる。やっぱこのMV作った人口座番号教えて、謝礼金振り込むから。振り込ませてくれ頼む。

あと個人ティーザーということでバチバチ個性出してきたな、と…同じ曲にノってるはずなんだよ、パートは違うかもしれないけれども同じ曲ということは根底を貫くものは絶対に共通してるからどこかが似通ってくるはずなのに見事にバラバラ。全体で踊ってるシーンはそこそこ揃ってるけど(SixTONESはダンスを揃えないグループでたしかに振り付けのアレンジとか腕の伸ばし方は人それぞれだけどカウントだけはめっちゃ正確に一致してるよねby中学の頃からダンス部にいた友人)ソロシーンになった瞬間個性爆発させてくるのなに?喧嘩か?殴り込みか?個性で殴り合いでもしてんのか?てかこの手法ほんと好きね…わたしも好き……
誰のを観ても、どの瞬間どの角度からどうその人を観ても画面全部世界のすべてをその人だけが支配している、あの30秒間世界でいちばんカッコ良いのは唯一必ず絶対その人、なのがマジで魅せ方巧い人たちのやりくちだし、何よりやっぱりそんな凶器を解禁五分前にあんなノリとテンションでお知らせしてくるSixTONESサイコパスすぎる。やっぱりお前らオタク虐殺計画遂行してるだろ。

SixTONESは自分の魅せ方を自分がいちばんよくわかってる人たちの集まりだというのがたぶんスト担の認識なんだけれどもやっぱりそれは間違ってなかった。全員が全員、自分の思う『いちばんカッコ良い自分』を見せつけてくるスタイルはやっぱり健在だった。あれは完全に魅せ方の巧い人たちの作品だし、作品をつくるのが巧い人たちの作品だ。SixTONESだけでなく彼らを支えるスタッフさんたち皆が巧い人たちだ。最強の布陣じゃんね。音楽I.Qハーバード大って言ってたけどこんなん映像I.Qだってオックスフォード大だわ。前作に続き「CGでしか作れない映像」と「CGでは作れない映像」のマッチさ加減が絶妙すぎる。単純に(多分な贔屓目は入るけど)ひとつの作品として素晴らしすぎるんだよな…

狂った要因は色々あるけどやっぱりJ2の対比にいちばん""""やられた""""って思ったような気がする。普段ホットドッグ好きそうな笑い方をして一発ギャグを思いついてはいつでもテンションマックス生まれながらの陽キャパリピジェシーが無機質な表情で風に身を任せてゆっくりビルから落ちていくんだぜ? いや語弊があるな、無機質な表情というか… なんだろう、なんの感情を浮かべているのかわからないというよりも、なんの感情も浮かべていない気がするんだよな。ビルから落ちる、みたいな演技や気負いを一切せずにただただ一切の思考や取り繕いを放棄して(あるいはそんなことする必要もないのだとすべてを受け入れて)身を投げ出すそのうつくしさがね…………お前は平手友梨奈かってんだよ(わかんない方はYouTubeで映画『響』のメイキング見てください)。
 NAVIGATORの歌詞に「Drive in the dark, Go way to the light」ってあって、まあ「闇の中を行け、光への道を進め」みたいな意味だと思っとるんだが(間違ってたら超恥ずかしいこの歳にもなって英語の和訳も満足にできないことがバレるから)光への道を進めって言ってるのに否が応でも「死」を連想させるジェシーのビルからの落下がはさみこまれているの最高にぞくぞくする。それに対し自分から闇に飛び込む田中樹……ジェシーがなんの感情も浮かべずにただただ身を投げ出すだけだったのに対し自分から飛び込んでいく田中樹………思い出される「飛び込むBlue」………あめ〜じんぐ…………
あと個人的には田中樹が最初の方のカットで高いところから低いところをみくだしていたのがとても刺さったんだよな…あの絶対的覇王感…タダモノじゃない感……身を投げ出す(投げ出すっていうかなんていうかただただ「落下」していくっていうか)ジェシーと飛び込む田中樹、と、落ちてゆくジェシーとそれを見下ろす田中樹、的な対比もあそこにおると思うのです。ていうかここまできたら絶対裏設定的なのある。フル公開されたらオタクが簡単に死ぬやつ。つかたった30秒間の個人ティーザーでここまで屍を築き上げTLを更地にしていくSixTONESやべえな(今更か)。

それからわたしいちばん最初に出くわしたのが京本さんのティーザーだったんですけども、その時点で察してください。しょっぱなが京本大我ってヤバい、引きが良すぎる、なんなん?
京本さんのティーザー、お顔があまりにもよろしいことは前提なんだがそれ含めて顔がよく見えないのが意味ありげだよな…もともと儚い雰囲気を持ってる人だし(その中に一本しなやかな芯を内包してるけれども)顔が見えないという要素がそのただよう幻想感に磨きをかけてると思うんだがそれより何より田中樹と同じく下を見てるカットがあるってのがやばくないか…田中樹が下を見てる時は顔が見えないんだけど、他のカットではあんまり顔のよく見えない京本さんがそのカットの時は顔がよく見えるんだよな。なんの意味があるんだろう?なんの意味もないわけはないだろうけどなんの意味もなくても綺麗なんでオールオッケーだと思います。(ダメ)それからたぶん「Hey,you!」のところで指差し打ち抜きしてると思うんでだがあれは反則。反則です。現行犯逮捕。Amazing!!!!!!といいTelephoneといいあなたの指差し打ち抜きは拳銃の実弾よりも威力があるのだということを自覚してください、てかわかっててやってるだろ絶対。タチ悪りぃな!(褒めてます)(こうしてオタクは京本大我の掌の上で弄ばれるのです)(オタクいじめて楽しいか?)

松村北斗ティーザーはね〜〜〜〜もう""""天才""""だろとしか言いようが…無いよね…闇に佇む京本大我、闇に飛び込む田中樹、闇に落ちていくジェシー、そして闇を駆ける松村北斗…解釈一致の舞を踊っていいか?この激情どこに塗りたくればいい?
松村北斗、ダンスも歌い方も(良い意味で。特にダンスは)超癖強いじゃないですか。自分をいかに魅せるかってところに特化した人だと思うんですよブログとか読んでると地下水堀に行くんか?って思うレベルで自己肯定感の低い卑屈な人ですごいめんどくさくて人間臭い超芸能人向きじゃない性格してると思うんですけど、だからこそだと思うんだよな。故意か恣意かはわからんが自己肯定感が低いからとことん自分を研究して良いところを見つけ出す、その良さをより引き出すためにこれまた研究をする、みたいな。たぶんすごく自分を見つめるタイプ。だと勝手に思ってる。だからこそそんな松村の個人ティーザーには信頼しかなかったんですがやられました。吹っ飛びました。なーにが信頼や、わたしはまだ彼を侮っていた。わたしの予想など軽々超えて彼は魅せてきましたよ。なんなんだよ。闇を駆ける時の衣装の翻り方、ひかりの中で歌う時の髪の揺れ方、ゆびさきの伸ばし方まで全部松村北斗の意のまま。彼がこうしたいと思った通りに彼の体は動く、どれだけこまかい部位であろうとも。もはやあれは才能だろ。あと一ヶ所感情爆発させてるところがあったように見受けられたんですけどあそこはソロパートですか?サビですか?なんにせよとってもたのしみです🖤(こんな余裕は本当はない)

髙地さん。髙地さんは、だから言ったじゃん(言ってない)SixTONESの隠し玉は誰でもない髙地さんなんだよ!!!ていうか髙地さんは何人目の髙地さん?(これ TLで話題になってた聞き方)JAPONICA STYLEのMVの髙地さんともAmazing!!!!!!の髙地さんともJungleの髙地さんとも違う髙地さん。みたことのない髙地さんなのにあれはたしかに髙地さん。何?雰囲気自由自在か?アンニュイな表情でどこかを見上げる髙地さん、とてもこじらせてしまいますね……照明のぐあいとも相まって髪色が暗めに見えるのでその分の破壊力も半端ではない…ってか日々笑顔をつねにかかげあの不良集団(語弊)の中でいちばんアイドルをしている髙地さん、あざと警察にマークされてる髙地さん、なのに、ひかりの中でバチボコ煽ってくるの、心臓に、きますね………あと白い部屋とひかりの部屋で雰囲気があまりにも違う。白い部屋の中の髙地さんはわりと理性的で手で目を覆ったり壁に手をついたりしてるけどひかりの部屋ではこちらのこと超煽ってくるの、そのギャップがやばいですよね…極端なまでの二面性を見せられた感じ……でも白い部屋にいる時の髙地さんもひかりの部屋にいる時の髙地さんも目線があまりにも喧嘩腰なのすごく好きです。こちらをバチバチ敵対視してくる目線…ていうか髙地さんの煽り方、あまりにもサディスティックなんですよね、口の端だけ笑ってるんですよ目はマジなのに…口の端だけちょっと上げて手でこっちのこと引き寄せるんですよ、髙地さん、髙地さ……こじらせてまうでこんなん………………それから一貫して理性的だったin白い部屋の髙地さんが最後の最後でこちらに向けて指をクイッてしてくるのがあまりにも…他の五人と明らかに違う、髙地さんだけ白い部屋で感情を表出している…………最後の最後で理性の仮面を剥ぎ取った髙地さんの、髙地さんの………だめだこんなん髙地さんがいちばんやべえやん…だから言ったでしょSixTONESの隠し玉は髙地さんなんだってば!!!わかりやすい起爆剤は他の五人かもしれないけれど隠れていちばんヤバイのはいつもいつでも髙地優吾なんだよ!!!!!!!!

失礼取り乱しました。自担なもので。

森本慎太郎もヤバかった、な…ピアスゆらゆら綺麗だね…(I.Q0文書)いやホントに「きれいな青年」て感じしませんでした!?!?少年と青年のはざま、みたいな、妙な透明感…あと相変わらずダンスがお上手で……てかやっぱ彼の周りに重力なんて存在しないんだな、いつでもかろやかに彼は舞うんだな…なんかもう「森本慎太郎がきれいだった」しか感想が出てこない。あんなにきれいな森本慎太郎初めて見た…あ、あとわなしーや的な指差し打ち抜きはやっぱり反則です。森本慎太郎のわなしーや大好き民たちの鼓動と動悸を考えてください!!!!(いいぞもっとやれ)なによりも走ってるところがガチですごく良かったし野性味を感じた、そう、オラオラでもバチバチとも少し違うけれど彼がいちばん""野生""だったよな…てか野生ときれいが同居してるの天才でしかないのでは??最初のやたらしゃれた足の組み方でどこか高いところに座り一点を見つめる慎太郎、どこまでもおとこのこだし雄なんだけどやっぱりどこかあどけなくて、そこにきっと「少年と青年のはざま」的な妙な透明感を感じるんだろうな…わたしはJungleの慎太郎が大好きな人なんですが、あの慎太郎はよりこどもで、おさなくて、悪戯好きなやんちゃっ子って感じなんですよ。でもってJAPONICA STYLEの慎太郎もまだ少年なんですよ。この世の表も裏も知っているけれどまだ少年で成熟してないんですよ。言うなればヤクザの舎弟的な…子分的な…で、Imitation rainの慎太郎もまた少年なんですが、でもいつまでも少年のままではいられないと気付いてしまった少年なんですね。で、今回のNAVIGATORの個人ティーザーの慎太郎は少年のからを破り始めたんですよ、その違いがあまりにもダイレクトに脳に響いて…とくにひかりの部屋の中では挑発的に舞い感客を煽りどこまでも場を引っ掻き回す悪魔みたいな顔をしてて、自分の行動が秩序を乱すことを知ってるくせにあえて行動に移すことによりその場がどのように変革されるかを楽しんでるような、もう計画的犯罪を実行している大人の顔をしてましたよね…おとなに、なるんだな…芸歴も長くて芸能界の残酷さを誰よりも知ってる慎太郎が今まで故意か恣意かはわからんが(なんとなく故意的な気がする。More100問100答でも自分の分のことビジネス自由人つってたし)少年でいられたことも驚きだけれど、その慎太郎がいよいよ少年から青年になるんだな………ハァ……………

ていうかデビューシングルをあんなビッグネームにプロデュースしてもらってきっとセカンドのハードル超高かったはずなのにハードル何それ美味しいの?レベルでクオリティ激ヤバ高えもんを差し出してくるSixTONESとスタッフさん、信頼しかなくないか?プロじゃん…デビュー曲ではずぶ濡れになりセカンドシングルではビルの狭間に身を投じるSixTONES、サードでは何します?潮干狩り?

やたら話し込んでしまった。何が言いたいって、SixTONESが優勝なのはもちろんのこと、制作に携わっている方々が彼らの強みを理解して、いかに良さを引き出すかに賭けてくれたことがわたしはとても嬉しかった。誰よりもスポットライトを"スポットライト"にする彼らにあえてスポットライトをあてなかったのも、そうして闇の中で生々しい生を表現させたのも国宝優勝大天才。誰よりもスクールカースト上位に位置しひかりの似合う六人組が闇をまとってヒールに徹するの、マジでオタクのツボをわきまえすぎてて……ソニーさん、これいつ売ります?

総評としては、これ絶対オタクの好きなやつだからすべてのオタクは今すぐSixTONES NAVIGATORの個人ティーザーを鼻から吸って、わたしと語り合ってください。リンクなら下に貼っときますから。






髙地優吾


田中樹



追記:田中樹のソロティーザーで彼が不穏に笑ってた箇所は明らかにラップしながら不敵に笑いこちらを煽るシーンでした、長尺公開されました、7月22日発売です、みんな、墓を建てよう



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